主催2013年03月13日(水)10:00~12:00[開催終了]
オープンデータに関する優れた取組みを表彰!
利活用・普及委員会では、オープンデータに関する優れた取組みを、事務局が候補を収集し、利活用・普及委員会委員が選定して表彰する「勝手表彰」の審査を進めて参りました。この度、審査結果がまとまり、最優秀賞は『データシティ鯖江』と決まりました。
1.審査結果
最優秀賞/Google賞 : データシティ鯖江
優秀賞/日本IBM賞 : 2013 International Open Data Day
優秀賞 : 図書館横断検索サービス「カーリル」
優秀賞 : Where Does My Money Go? の日本語化と横浜市版の作成
優秀賞 : 気象庁の一連の取り組み
優秀賞 : あおもり映像コンテンツ・プロモーション
優秀賞 : LODチャレンジ
優秀賞 : CKANを用いたデータカタログサイト
日本マイクロソフト賞 : 横浜オープンデータソリューション発展委員会の活動
国際大学GLOCOM賞 : 東日本大震災アーカイブほか3件
ソフトバンクテレコム賞 : エレクトリカル・ジャパン
全国地質調査業協会連合会賞 : 流山市/流山市議会の取組み
Open Knowledge Foundation Japan賞 : 電脳みやしろ
2.表彰式
2013年3月13日(水)10:00~12:00開催の第4回利活用・普及委員会(会場:三菱総合研究所)の中で、受賞者をお招きして表彰式を行います。
※会場の都合で、コンソーシアム会員及びメディア以外の一般の方はご参加いただけませんが、表彰式の様子はインターネット中継しますので、こちらを御覧ください
【中継URL】
http://www.ustream.tv/channel/オープンデータ流通推進コンソーシアム
☆受賞者について
各受賞者の概要は下記をご参照ください。
受賞作品名 | 概要 |
---|---|
データシティ鯖江 |
データシティ鯖江として、様々なデータをXML等の形式で公開。 |
2013 International Open Data Day |
2013年2月23日に世界中の都市で、オープンデータイベントを開催。 日本では、東京、横浜、千葉、名古屋/東海、鯖江、青森、会津若松などで開催。 |
図書館横断検索サービス「カーリル」 |
全国6,000以上の図書館の蔵書・貸出情報を横断検索可能。 APIも提供しており、様々なアプリが開発されている。 |
Where Does My Money Go? の日本語化と横浜市版の作成 | イギリスの Open Knowledge Foundation が開発した Where Does My Money Go? (英語版) をベースに日本語化し、さらに横浜市民が横浜市に納めている市税を対象として構築。自分の年間総収入をスライドで設定し、単身世帯か扶養一人世帯かを選択すると、給与所得者であるという前提で、横浜市に納めている市税年総額と10分野毎に一日当たり支払っている市税額が表示される。 |
気象庁の一連の取り組み | 気象統計データなどをウェブサイトで公開。2012年12月からは防災情報XMLフォーマット形式電文を試験的にサイトで公開。2012年11月~12月にはコンソーシアム等と協力して、気象データアイデアソン/ハッカソンを開催。 |
あおもり映像コンテンツ・プロモーション |
観光プロモーションに活用できる映像素材を県職員が自ら撮影し、YouTube等に公開。 二次利用可能な独自の利用規約を作成し、幅広く活用されることを目指している。 |
LODチャレンジ |
2011年に続き2回目の開催。データセット部門、アイデア部門、アプリケーション部門、ビジュアライゼーション部門の4部門に対し計205作品の応募があった。3/7に表彰式を行う予定。 |
CKANを用いたデータカタログサイト | データポータルソフトウェアであるCKAN(http://ckan.org)を用いて、日本のデータカタログをまとめたサイトを構築。現在、有志のコミュニティで運営。2013年1月31日現在、オープンガバメントを推進している地方公共団体のデータを中心に、125のデータセットを掲載。 |
横浜オープンデータソリューション発展委員会の活動 | 横浜から世界に向けてオープンデータによって成長・発展する新しい都市の姿を発信していくことを目的として設立。アイデアソンやハッカソンの開催、情報発信など積極的に活動。 |
東日本大震災アーカイブほか3件 | 震災の被害状況を可視化し、災害の実相を世界につたえる多元的デジタルアーカイブズ。個別に存在していた被災地の写真、パノラマ画像、被災者の証言、TV報道映像、ジオタグ付きツイート等のデータを一元化し、Google Earthの三次元地形に重ね、俯瞰的に閲覧することができる。さらにタイムスライダー機能を備えており、震災発生後の時間経過に沿って資料を閲覧することも可能。データをiPhoneのARビューで閲覧できるアプリもリリースしている。 |
エレクトリカル・ジャパン | 東日本大震災後の日本の電力事情を理解するための電力データ集約・可視化サイト。電力の供給に関するデータとしては、日本全国約3300ヶ所の発電所の位置や出力を独自に調査してデータベース化するとともに、各電力会社が提供するリアルタイム電力供給データをアーカイブして利用。一方電力の需要に関するデータとしては、日本全国の電力消費を象徴するデータとして夜間照明光を観測した衛星観測データを可視化することで、電力供給を象徴する発電所の分布と比較できるようにした。また電力需要に関係する気象データ(アメダス気温・日照時間)も電力データと関連付けて利用できるようにしている。さらに経済産業省資源エネルギー庁や財務省が公開する政府統計データを解析し、グラフなどの形で可視化。データを核としたストーリーを作るデータジャーナリズムの方法論を活用し、日本の電力事情を発電所が開設された歴史のアニメーションで表現したり、電力融通データが示す意味などを解釈したりするなどの試みを行った。 |
流山市/流山市議会の取組み |
市と市議会両方のサイトでオープンデータに取り組んでいる。 市議会のサイトでは、議員基本情報や定例会議審議結果などをcsv形式で公開。 |
電脳みやしろ | オープンデータの活動が広がる以前からホームページ上に多様な種類のデータ提供を実施。 |