展開地域名: 東京都江戸川区
解決すべき課題
■地域共生社会構築の拠点である「なごみの家」を受託する地元事業者が、日頃接する町会・自治会の担い手不足の声があった。
● ボランティアに興味を持つが踏み切れない若者がいる。
● 担い手不足のところと、ボランティアに興味があっても踏み切れない若者をマッチングして地域を活性化させること。
解決の手法
■令和 3 年度に「えどがわボランティア・プラットフォーム 」を構築。アプリを活用し、地域で困っている人とボランティアのマッチングに取り組むモデル事業を実施。高齢者、障害者、子どもなど各分野のボランティア情報を一括で管理し、町会等のニーズとマッチングする。
● 町会・自治会等の困りごとを地域共生社会構築の拠点である「なごみの家」が登録し、アプリをインストールしているボランティアに情報が届く仕組み。区では地域の拠点「なごみの家」を区内 9 か所に設置。令和 3 年 10 月からボランティア情報をアプリで一元管理し、モデル事業として「なごみの家 一之江」で実施。
（江戸川区「令 和 ３ 年 度主要施策の 概 要」、「令和3年12月2日 庁議 議事要旨」、「なごみの家」参照。）
● 情報を受け取ったボランティアが、アプリから応募することで町会・自治会等とのマッチングが成立する。
● 会員の減少に悩む町会・自治会等がこの仕組みを活用し、ボランティアの力を借りて地域の清掃活動を行うなど、住民等に身近な仕組み。
● 人材のマッチングや社会参加への支援といった切り口で補助金の活用を検討しているが、令和３年度の補助金の活用はない。
● 令和３年度事業費 5,000 千円
事例による成果
● 町会・自治会の美化活動のボランティアに初めて参加した中学生から、多世代との交流や美化活動に参加できたとの喜びの声が聞かれた。
● 若者とのきずなを喜ぶ熟年者の声もあった。
事例の継続性
継続運用中
事例の運用期間
令和 3 年 10 月～継続運用中
参考資料
本事例は、「総務省 地域社会のデジタル化に係る参考事例集【第2.0版】令和４年９月２日」を中心として、以下の資料を参照して編集しています。
※ 以下の資料の参照先は、調査時点でのものです。参照先の構成によっては、リンク切れとなっている場合があります。あらかじめご承知おきください。
■総務省
・地 域 社 会 の デ ジ タ ル 化 に 係 る参 考 事 例 集【第2.0版】
https://www.soumu.go.jp/main_content/000835268.pdf
■江戸川区
・なごみの家
https://www.city.edogawa.tokyo.jp/e039/kuseijoho/gaiyo/shisetsuguide/bunya/kenkofukushi/fukushi/nagominoie.html
・令 和 ３ 年 度主要施策の 概 要
https://www.city.edogawa.tokyo.jp/documents/23048/r3yoko.pdf
・令和3年12月2日 庁議 議事要旨
https://www.city.edogawa.tokyo.jp/documents/27765/20211202.pdf
（2021/9/1現在非表示。以下リンク先に変更した模様）
↓
https://www.city.edogawa.tokyo.jp/documents/44544/20211202.pdf
・資料３ 令和 3 年度予算案 子ども・子育て関連 主な新規・拡充事業について 第 2 回子ども・子育て応援会議 令 和 3 年 2 月 8 日 江戸川区子ども家庭部
https://www.city.edogawa.tokyo.jp/documents/20486/3yosann.pdf
■ただいまプロジェクト
・ボランティアプラットフォームについて
https://tdpro.jp/volunteer-platform/
・ただいまプロジェクトパンフ
https://tdpro.jp/pdf/file_pamphlet.pdf?20211217
■江戸川区介護保険のページ
・えどがわオレンジ協力隊
https://www.kaigo.city.edogawa.tokyo.jp/service/demented/01/
事例に関する問い合わせ先
江戸川区福祉部 福祉推進課
Tel: 03-3652-1151（代表）
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