展開地域名: 兵庫県姫路市
分野:
防災
キーワード:
業務効率化
AI
解決すべき課題
口頭指導や問合せ対応など、頻度の少ない内容も含め、紙ベースの資料を作成し対応していたが、膨大な量のため、検索に時間を要していた。
解決の手法
■ 消防指令業務において、多種多様な119番通報がある中で指令員の個人スキル(知識、経験等)に依存せずに一定レベルの指令業務が行えるようにするため、AIによる支援機能を持つシステムを令和3年7月に構築し、同年9月から運用を開始した。
■ 当該システムは、119番通報があった場合に、通報者と指令員の会話をLGWAN端末上でリアルタイムで表示するとともに、会話の内容に応じた対処方法等を表示する(キーワードに反応して対処法等が画面上に表示される)ことにより、指令員の業務を支援する。
解決における工夫点
■ 姫路市の福祉分野で計画されていたAIを活用した音声認識の児童相談システムを見学し、消防の指令業務にも応用できると確信したため、取組んだ。
事例の継続性
継続運用中
事例の運用期間
2021年9月~継続運用中
参考資料
本事例は、「総務省 地域社会のデジタル化に係る参考事例集【第2.0版】」を中心として、以下の資料を参照して編集しています。
※ 以下の資料の参照先は、調査時点でのものです。参照先の構成によっては、リンク切れとなっている場合があります。あらかじめご承知おきください。
■総務省 地域社会のデジタル化に係る参考事例集【第2.0版】
https://www.soumu.go.jp/main_content/000835268.pdf
事例に関する問い合わせ先
消防局 情報指令課
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