地方公共団体等のDX事例

展開地域名: 岡山県吉備中央町

分野:

医療

福祉

介護

健康

交通

スマートシティ

キーワード:

コミュニケーションツール

テレビ電話（またはそれに類する動画によるコミュニケーション）

IoT

スマホアプリ活用

都市OS

救急搬送、遠隔指示

←戻る

解決すべき課題

当町は、典型的な中山間地域であり、人口減少や少子高齢化など深刻な問題を抱えている。その要因となっている、地域医療や高度救急などの医療環境の不足等の地域課題を解決し、中山間地域のモデル化を目指す。
・町内に高次救急病院がなく、救急や夜間の小児科受診など、町外の病院搬送まで時間を要する。時間を要する搬送では、病院到着の際に急変し、転院搬送が発生することもある。

解決の手法

●救急救命士の役割拡大やDXによる救急体制の充実
・救急救命士による超音波検査を可能とすることで、搬送中の情報収集を行う。
・救急車内のDX化により、患者の生体情報等のデータを微医療機関に伝送
　病院からの遠隔指示を可能とするシステムや、超音波検査の教育カリキュラムやコンテンツを整備
●母子健康の取組み（母子健康手帳アプリ　ウィラバ）
・写真を撮るだけで、紙の母子健康手帳や子供・家族の日常を全自動かつ無制限・無料・無期限でデータ保存可能。また子育て支援事業のイベント・一時預かりのデジタル予約や医師助産師の遠隔指導が可能
●データ連携基盤(都市OS)によりサービス連携を可能に

事例の継続性

継続運用中

事例の運用期間

2022年～継続運用中

参考資料

本事例は、「スーパーシティ及びデジタル田園健康特区において先端的サービスの開発・構築や先端的サービス実装のためのデータ連携等に関する調査事業を開始！（2023年7月7日）」を中心として、以下の資料を参照して編集しています。
※ 以下の資料の参照先は、調査時点でのものです。参照先の構成によっては、リンク切れとなっている場合があります。あらかじめご承知おきください。

■内閣府　
●スーパーシティ及びデジタル田園健康特区において先端的サービスの開発・構築や先端的サービス実装のためのデータ連携等に関する調査事業を開始！（2023年7月7日）
https://www.chisou.go.jp/tiiki/kokusentoc/supercity/supercity_230707_cutting_edge.html
・ダウンロード用PDF　採択一覧⑯～⑱
https://www.chisou.go.jp/tiiki/kokusentoc/supercity/pdf/supercity_230707_cutting_edge.pdf
・第１回加賀市・茅野市・吉備中央町革新的事業連携型国家戦略特別区域会議(2023年3月16日)資料5デジタル田園健康特区　吉備中央町（吉備中央町提出資料）
https://www.chisou.go.jp/tiiki/kokusentoc/kagashi_chinoshi_kibityuotyo/dai1/shiryou5.pdf

本事例についてのご要望

本ページ掲載事例の、項目の追加・修正・削除等のご要望は地方公共団体DX事例データベースに対するご要望フォームよりお寄せください。

岡山県吉備中央町「デジタル田園健康特区　
誰一人取り残さないエンゲージメント・コミュニティの創生」