展開地域名: 青森県八戸市
分野:
公共インフラ維持管理、道路パトロール
キーワード:
自動化
業務効率化
IoT
スマホアプリ活用
解決すべき課題
八戸市の市道延長は約1,500kmにもおよび、都市計画により各地域を結ぶ幹線道路の整備と日常生活で利用される生活道路の維持に注力されております。しかし重要な物流路線など幹線道路に維持補修が集中する傾向があり、生活道路を含む市道全体の状況把握が課題であります。
解決の手法
(1)スマートフォンを用いた簡易路面調査による舗装市道全体の劣化状態を把握
(2)簡易路面調査結果を用いた個別施設計画の策定
事例による成果
(1)市道全体を年間通じて調査し、約80%の市道に対する舗装劣化を把握されております。市道の2/3を占める生活道路に対しても約70%が計測でき、かつリアルタイムな情報として活用されております。
(2)調査結果を元に個別施設計画を策定し、舗装修繕予算を確保するため交付金申請にも活用されました。さらに、診断区分図で「どこが悪いのか」を見える化し修繕個所を明確にすることで、市民の満足度向上にも寄与しております。
事例の継続性
継続運用中
事例の運用期間
2017年3月~継続運用中
参考資料
本事例は、「八戸市舗装修繕計画(個別施設計画)」を中心として、以下の資料を参照して編集しています。
※ 以下の資料の参照先は、調査時点でのものです。参照先の構成によっては、リンク切れとなっている場合があります。あらかじめご承知おきください。
■青森県八戸市
●八戸市舗装修繕計画(個別施設計画)
https://www.city.hachinohe.aomori.jp/gyoseijoho/keikaku_plan/kurashi_tetsuzuki/2/4/8366.html
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