展開地域名: 大分県
解決すべき課題
大分県では、プランクトンが高密度に増殖することにより海色が変わる赤潮により、漁業に甚大な被害が生じている。
解決の手法
■ ICTを活用し、赤潮の早期発見、早期対応が可能な仕組みを構築した。
■ 赤潮の初期発生域に、24時間、ほぼリアルタイムで監視ができる自動昇降式観測機を設置し、HP上で誰でも閲覧可能とした。
■ 構築にあたり、内閣府の地方創生推進交付金(令和元年度から3年間)を活用した。
解決における工夫点
赤潮監視の高精度化、迅速化といった現場漁業者の要望に対し、IoT技術の導入による解決策を検討した結果、自動昇降式観測機を活用した赤潮監視という構想に行きついた。
事例による成果
これまでは、週1回程度、職員が観測地点に出向くことにより状況を監視していたが、この仕組みにより、データの精度が上がり、事務の効率化にも繋がった。
事例の継続性
継続運用中
事例の運用期間
2022年6月~継続運用中
参考資料
本事例は、「総務省 地域社会のデジタル化に係る参考事例集【第2.0版】」を中心として、以下の資料を参照して編集しています。
※ 以下の資料の参照先は、調査時点でのものです。参照先の構成によっては、リンク切れとなっている場合があります。あらかじめご承知おきください。
■総務省 地域社会のデジタル化に係る参考事例集【第2.0版】
https://www.soumu.go.jp/main_content/000835268.pdf
■研究 Now vol.99 ICTを活用した24時間リアルタイム赤潮監視体制の構築
https://www.pref.oita.jp/soshiki/15082/kenkyunow99.html
■地方創生推進交付金(まち・ひと・しごと創生交付金)
https://www.chisou.go.jp/tiiki/tiikisaisei/souseikoufukin.html
■おおいたアクア・ニュース NO.48
https://www.pref.oita.jp/uploaded/attachment/2100592.pdf
事例に関する問い合わせ先
農林水産部 漁業管理課
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