展開地域名: 岩手県盛岡市
解決すべき課題
平成29年6月から導入している地区別収集から見えてきた地域の特徴や、地域での懇談会における意見などにより、借家世帯(若者・単身)や外国人世帯の多い地区においてごみ出しルールが守られていない傾向にあることが課題となっていた。
解決の手法
■ 若い世代や外国人を主なターゲットとし、資源とごみの分け方や出し方、収集日などの周知を図るために、スマートフォン用アプリ「資源・ごみ分別アプリ(さんあ~る)」を導入した。
■ このアプリは、自分の住んでいる地区の収集カレンダーを一目で確認することができるほか、収集日と品目を通知する機能がある。さらに、品目を検索すると分別区分がわかる機能、小型家電などの回収ボックスが地図上に表示されるなど、便利な機能が簡単に操作できる。
■ 英語、中国語、ベトナム語の多言語に対応しており、外国人にもわかりやすいものとなっている。
解決における工夫点
■ 借家世帯(若者・単身)や外国人世帯の多い地区においてごみ出しルールが守られていない傾向にあることが課題となっていたことから、紙媒体に加え、スマートフォンアプリを活用することにした。
事例による成果
■ 令和3年度は、6月からの運用開始で、7,160人の登録があった。
■ 令和5年6月8日時点で、登録数が15,000人を超えた。
■ 「分別習慣がなく、言葉も通じない外国人に目の前でアプリをダウンロードしてもらったら、「理解できる!」と明るい表情になり、それ以降は分別がほぼ守られるようになった。」といった町内会等からの声が寄せられている。
事例の継続性
継続運用中
事例の運用期間
2021年6月~継続運用中
参考資料
本事例は、「総務省 地域社会のデジタル化に係る参考事例集【第2.0版】」を中心として、以下の資料を参照して編集しています。
※ 以下の資料の参照先は、調査時点でのものです。参照先の構成によっては、リンク切れとなっている場合があります。あらかじめご承知おきください。
■総務省 地域社会のデジタル化に係る参考事例集【第2.0版】
https://www.soumu.go.jp/main_content/000835268.pdf
■資源・ごみ分別アプリを配信しています!
https://www.city.morioka.iwate.jp/kurashi/gomi_recycle/gomidashikata/1035494.html
■盛岡市、ごみ分別促進アプリ「さんあ〜る」を導入し6月より提供を開始[ニュース]
https://www.digital-gyosei.com/post/news-morioka-3r/
■盛岡市が資源・ごみ分別アプリ導入へ ごみ出しルールをより分かりやすく
https://morioka.keizai.biz/headline/3324/
事例に関する問い合わせ先
環境部 資源循環推進課
Tel: 019-626-3733
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