展開地域名: 山形県
解決すべき課題
令和２年は全国的に自殺者数が増加し、特に女性や若い世代の増加が目立ったが、山形県でも同様の傾向にあった。
解決の手法
■ 「生きるのがつらい」「コロナ禍で気分が沈む」など、心の健康に悩みを抱える県民の心のケアのため、新たにLINEを活用した相談窓口を開設し、相談体制の充実を図った（R3.9.1～）。
■ LINEアプリで友達登録を行うと相談が可能（予約不要・匿名可能・相談無料）で、相談時間は毎日18時30分～22時までとなっている（年末年始を除く）。
■ 相談窓口は同種事業実績のある民間企業に委託しており、公認心理師や精神保健福祉士、社会福祉士等の資格を有し、必要な研修を受けた相談員が対応している。
■ 令和３年度については、内閣府の新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を活用した。
解決における工夫点
従来の対面や電話等での相談に加え、LINEを利用した窓口を設置し、若い世代の方々が相談しやすい環境を整備することとした。
事例による成果
令和３年度（９～３月）の相談実績は約700件であり、全体の約７割が30代以下、全体の約８割が女性であった。
事例の継続性
継続運用中
事例の運用期間
2021年9月～継続運用中
参考資料
本事例は、「総務省 地域社会のデジタル化に係る参考事例集【第2.0版】」を中心として、以下の資料を参照して編集しています。
※ 以下の資料の参照先は、調査時点でのものです。参照先の構成によっては、リンク切れとなっている場合があります。あらかじめご承知おきください。
■総務省 地域社会のデジタル化に係る参考事例集【第2.0版】
https://www.soumu.go.jp/main_content/000835268.pdf
■「こころの健康相談＠山形」のご案内
https://www.pref.yamagata.jp/090014/kenfuku/fukushi/jisatsutaisaku/linesoudan.html
■新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金 交付金（内閣府）とは
https://www.chisou.go.jp/tiiki/rinjikoufukin/index.html
事例に関する問い合わせ先
健康福祉部 地域福祉推進課
023-630-2268
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