CC0とはどのような利用ルールでしょうか?

Q. CC0とはどのような利用ルールでしょうか?

CC0(シー・シー・ゼロ)とは、著作権が生じている著作物やデータについて、自発的に権利を放棄して、パブリックドメインにしようという宣言です。
他の CC ライセンスが著作権を前提として「利用の許諾を行う」のに対して、CC0 は

  1. 著作権を放棄し、
  2. 放棄できない権利は無条件かつ永続的な利用許諾を行い、そして
  3. 利用許諾も無効な場合には権利行使をしないということを「確約する」

という構成になっています。

CC0の宣言がなされたデータは、出所(クレジット)の表記も不要で、自由に利用することができます。
同時に、当該作品・データに関するいかなる責任も負わず、いかなる表明・保証も行わないことを宣言します。

なお、利用規約に以下のような条項が含まれていれば、対象のデータの利用ルールをCC0と宣言することにより、カタログサイトまたはwebページにCC BYのデータとCC0のデータを混在して掲載できます。

本カタログサイトの内容(掲載されている情報を含む。)に存在する、○○が著作権を有する著作物の利用(複製、公衆送信、翻訳・変形等の翻案等)については、クリエイティブ・コモンズ・ライセンス(以下「CCライセンス」という。)の表示4.0国際(https://creativecommons.org/licenses/by/4.0/legalcode.ja に規定される著作権利用許諾条件を指す。)によるものとします。なお、リソースに個別のライセンスが定められているものはそれによります。

CC0についての詳細は、クリエイティブ・コモンズのサイト
https://creativecommons.jp/sciencecommons/aboutcc0/
を参照してください。

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