Q. 範囲のある施設等の位置情報をどのように表現すればよいでしょうか?
公園など、範囲のある施設等の位置情報を表現する方法として、以下のようなものがあります。
- 出入口等の位置情報で代表する
他の施設との結節点となる、出入口・階段・扉等の位置を、対象の施設の位置情報とします。
出入口等が複数ある場合は、最も代表となる箇所を対象の施設の位置情報とするか、または対象の出入口の位置情報を併記することもできます。
(併記する場合は、それぞれの位置情報を区別する名称をつけてください)
- 領域内の代表的な場所で代表する
公園であればトイレの場所、施設であれば受付の場所の位置等を、対象の施設の位置情報とします。
代表的な場所が複数ある場合は、それらの位置情報を併記することもできます。
(併記する場合は、それぞれの位置情報を区別する名称をつけてください)
- 中心座標または重心座標で代表する
該当する施設の中心または重心となる位置を、対象の施設の位置情報とします。
施設の中心または重心となる位置は、施設のポリゴン(形状を表現する多角形)からQGIS(無償)やArcGIS(有償)等のGISツールを利用して計算できます。
- ポリゴンで表記する
該当する施設のポリゴンを、対象の施設の位置情報とします。
ポリゴンをテキスト形式で表現する手法としては、Well-Known Textが知られています。
- 上記1〜4を併記する
上記に挙げた位置情報のうちのいくつかを併記します。
ニーズによって必要な位置情報が異なるため、出入口と中心点の両方を掲載しているようなケースもあります。